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【愛菜】


【真守】

【愛菜】




【真守】



【愛菜】




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【愛菜】



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【愛菜】



【真守】

お腹が減った僕は、打ち合わせからの帰り、昨日愛菜さんに教えてもらった
スーパーで食材を買って、自分でご飯を作ることにした。

共同炊事場で鍋をかき回す。

自炊などほとんどしたことがない僕が今現在出来る料理と言えば、
カレーとラーメンぐらいのものだ。

そして今日はお米をがっつりと食べたい気分だったので、カレーを選んだ。

炊事場に、食欲をそそるカレーの香りが充満している。

換気扇が回り、室内のみならず外にまで、この匂いは流れていく。

学生時代、学校からの帰り道。

余所の家から流れてくるこのカレーの匂いを嗅いで、
急にお腹がすいて家へと走って帰った記憶がよみがえる。

今も、どこかの誰かがこの匂いを嗅いで家路を急いだり、
急に献立をカレーに変更してスーパーへと足を向ける人がいるのだろうか。

そう思うと、思わずクスっと笑いが込み上げてくる。

そんな時だった。

「あ、あの……管理人さん」

匂いにつられた……訳じゃないだろうけど、炊事場に愛菜さんがやってきた。

「あ、愛菜さんおかえりなさい。炊事場使わせてもらってます」

「あ、はい。それは、その……いいんですけど」

愛菜さんは僕の方に歩み寄りつつも、そっと視線を反らす。

胸の前で手を組み、指をモジモジと動かしている。

あからさまに、何か話したそうなしぐさだ。

「なにか僕に用事ですか?」

今ルーを入れたばかりなので、少しだけかき回し続けないといけない。

失礼かと思ったが、僕は鍋をぐるぐるかき混ぜながら顔だけを愛菜さんに向けた。

「あ、の……えっと、ですね……」

でも……愛菜さんはなにかを言おうとして、思いとどまっている。

僕を何度も見上げ、その度に口を開こうとするのだが、
言葉が出ないといった感じだ。

「そういえば、芽美ちゃんはもう帰ってきました?」

「え? あ、芽衣ですか? あ、はい。
 1時間ほど前に帰ってきて、夕飯を食べて今はたぶん、宿題をしているはずです。
 ほら、今って夏休みですから……」

「そうですか。夏休みって宿題が多いから素直には喜べないんですよねぇ」

「そ、そうですね……」

何か言いにくそうなことを言おうとしていると思ったので、
軽めの話題を切り出し、それを呼び水にできればと思ったけど……
あんまり意味はなかったようだ。

「ッ!?」

でも、愛菜さんの口からは何も聞き出せなかったけど、
代わりにお腹の虫が鳴った。

僕のではなく、愛菜さんの。

「お腹、すいてるんですか?」

「あっ、いえっ……その、ちがっ……」

愛菜さんは顔を真っ赤にし、お腹を抱える。

「昨日もダイエットとか言っていましたけど……。
 僕は必要ないと思いますし、少しはきちんと食べないと身体壊しちゃいますよ?」

「お、お昼に……バイト先で食べましたから。ですから、御心配なく……」

「そうは言っても……」

僕は愛菜さんの顔色を見る。

どう見ても、体調がいい人のそれではない。

どこか白くて、元気がない。

足元も、なんだかおぼつかない様だし。

(これ、絶対無理してるよね……)

「あ、あの……お食事の邪魔をしてはいけないので、出直してきますね」

愛菜さんはぎこちなく笑みを浮かべて、そのまま立ち去ろうとする。

僕は、そんな彼女を呼び止めた。

「待ってください。
 あの、良かったらでいいんですが、これ一緒に食べてくれませんか?」

「僕自炊とかあんまりしたことなくて、
 どうやら作り過ぎちゃったみたいなんですよね」

「え、でも……」

愛菜さんは僕と、そして鍋の中のカレーとを交互に見る。

「ダイエット中なのは重々承知してるんですが、
 このままだと捨てることになっちゃいますから。
 そんなのもったいないですし、良くないと思うので」

もちろん本当に捨てるつもりなんてない。

でも、こう言わないと愛菜さんは妙に頑固なところがあるみたいなので、
食べてくれないと思ったのだ。

「お願いします。助けると思って」

「わ、わかり……ました。そ、そういう事、でしたら……」

ようやく、頷いてくれた。

「よかった」

僕は鍋の火を止め、炊飯器とお皿を持って、
愛菜さんと一緒に管理人室へと向かった。

『いただきます』をしたあとの愛菜さんは、
あっという間にカレーを完食してしまった。

ちなみに、僕はまだ半分も食べていない。

もともと僕自身食べるのが早い方ではないが、
まさか女の子相手に食べる速度で劣るとは思っていなかった。

「愛菜さん、食べるの物凄く早いんですね」

そんなに急に食べて胃は大丈夫かなと心配になった。

「……はっ」

手を合わせ、『ごちそうさまでした』をした後で、
愛菜さんはようやく気付いたらしい。

自分の、あまりにもあまりな、がっつき具合に。

「ご、ごめんなさいっ!
 えっと……あの、えっと、すごく、美味しかったので……」

愛菜さんが肩を縮こまらせて恐縮しているので、僕は笑う。

自分が作ったものを食べてもらうなんて初めての経験だけど、
美味しいと言ってもらえて、すごく嬉しかった。

でも、愛菜さんが置かれている状況を考えると、手放しで喜んでもいられない。

「まぁ、空腹は最大の調味料と言いますしね」

「い、いえほんとに美味し……」

「僕も、ちょっと愛菜さんに聞きたい事があったんですよね」

「私に……聞きたいこと、ですか? なんでしょうか」

思ったことをホイホイと口にしてしまうタイプの僕だが、
懸命に口を閉ざし、頭の中で言葉を吟味する。

聞き方によっては、彼女を傷つけることになるからだ。

「ん~、えっと……ですね。僕、今日ですね……。
 夕方にファミレスに行こうとしたんですよ」

「は……はい」

「……え?」

僕が何を言おうとしているのか最初は分からなかった愛菜さんだが、
すぐに、ハッと驚く表情になった。

「このあたり、ファミレスって1軒しかないんですよね。
 いえ、正確に言えば……なかった……。その最後の1軒も、閉店だそうで」

……そう。

ファミレスは閉店していたのだ。

だから、そこで働いているはずの愛菜さんのウェイレス姿は、見られなかった。

「いつから、なんですか?」

昼間の公園で、
ベンチに座ってぼんやりと空を眺めていた愛菜さんを思い出しつつ、訊ねた。

「……そっか……。知られちゃったん、ですね……」

愛菜さんはバツが悪そうに頬をかきながら、力なく笑った。

「なら、もう隠してても仕方ないですね。
 先月からです。お店……無くなっちゃいました……」

「……そんな、いきなりですか」

「はい……。
 先月お仕事に出たら明日から来なくていいよって言われて、それきり……」

「あ、あのっ!」

「妹には……芽美にはこの事、言わないでいただけませんか?
 あの子には受験が控えてますし、余計な心配をさせたくなくて……」

「それは、まぁ……僕があえて言う事ではないですから。でも、ですよ?
 あの……あんまりこういう事言いたくないんですけど……」

今の愛菜さんにとって、僕が次に口にする言葉は、重い。

多分だけど、愛菜さんが僕に言おうとしていたことと、
これはイコールなのだろう。

「家賃の方は、大丈夫なんですか?
 家賃だけじゃないです、光熱費とか、食費とか……」

「そ……それが、大丈夫じゃ……なくて……。
 先月分のお給料も、まだ払ってもらえてなくて……」

「貯金も、ほとんどなくて、芽衣の食費を賄うのが精いっぱいで……」

話を聞いて、理解した。

愛菜さんはダイエットをしていたのではない。

お金がなかったのだ。

だから自分の食費を芽美ちゃんに回して、
自分はバイト先で食べていると嘘をついていたのだ。

「だからって、愛菜さんが倒れちゃったら、意味ないじゃないですか……」

「でも、私どうしていいか分からなかったんです……」

「えーっと……それじゃあ、いつごろになれば家賃払えそうですか?」

今の愛菜さんの状況では、今月の支払いは絶望的だろう。

であれば、いつごろなら払えそうなのかを、聞いておくべきだと思った。

「えと……それは……次のバイトが決まって、お給料が出てから……」

「となると、早くても来月の月末辺りになりそうですね。
 もう次のバイト先は決まってるんですか?」

「それが……なかなか決まらなくて……」

愛菜さんの声は、どんどんか細くなっていく。

別に怒っているわけでも責めているわけでもないのだけど、
立場上、そう聞こえても仕方ない。

「ん~、困ったなぁ……」

僕は食事を一旦中断して、管理人手帳に目を通す。

今までに、愛菜さんが家賃を滞納したという記録はない。

今回のことは、本当にイレギュラーで、不運が重なった結果なのだろう。

だとするならば、大人の男として、
社会人の先達として、なにか力になってあげたいところだ。

幸い、ここの家賃は安い。

最終手段ではあるが、僕が家賃を立て替えてもいいだろう。

そして新しいバイトを見つけ、
お給料が入るようになったら、返してもらえばいい。

(うん、その方向でいくか)

「あの、食器……洗ってきますね……」

重い空気に耐えかねたのか、愛菜さんはそう言って食器を片づけ始めた。

「あっ、わわっ」

食器を持って部屋を出ていこうとした愛菜さんが、
足元にあった段ボールに躓いてしまう。

「大丈夫ですか、愛菜さんっ!?」

「わ、私は大丈夫です。それよりも、ごめんなさい。荷物を蹴ってしまって……」

「いえ、そんなの。全然大丈……夫……」

僕は横になった段ボールを元に戻そうとして、凍りついた。

段ボールの中身は、例にもれずエロ本だ。

本来であれば、きちんと蓋をして、愛菜さんの目に触れる事はないはずのものだ。

だけど、いま……そのエロ本たちが畳の上に散乱している。

しかも1冊や2冊ではない、
10冊以上がドサドサドサッとばら撒かれてしまっている。

アウトだ。完全に見られてしまった。

「うわーーーーっ、わ、わーーーーーーーっ!!」

僕は慌ててエロ本を片付けようとする。

「わ、忘れてくださいっ! お願いしますっ!!」

「あ、えっと……えっと、えっと……。私が、躓いたのが悪いので……」

「そ、それにっ、男の人って、こういうのお好きだって聞きますし、
 なのでそんなお気になさるような事では……」

いまは愛菜さんの優しさが、痛い。

これならまだ芽美ちゃんのように、変態と蔑まれた方が精神的には幾分か楽だ。

「あれ……でも、なんだか同じ本がたくさんありますね」

愛菜さんはおずおずと、エロ本を手に取る。

その両手にそれぞれエロ本をもち、交互に見比べる。

表紙にはきわどい水着を着た上で
あえておっぱいをさらけ出している女の子のイラストが描かれている。

一目見て、エロ漫画だなとわかる表紙だ。

「どうして同じ本が2冊も?」

「そ、それは……ですね。著者献本といいまして、
 本を作った時に、著者に何冊か、編集部からサンプルが送られてくるんです……」

「著者……編集部? えっ……ということは……」

「……はい。それ描いたの、僕なんです……。僕……エロ漫画家やってるんです」

僕は正直に、そう告白した。

エロ本を見たとき、愛菜さんはどう贔屓目に見ても、引いていた。

男の欲望があからさまに凝縮されたエロ本という存在に、戸惑っていた。

エロ本を見ただけでその反応なのだ。

ましてや著者を前にしたら……気味悪がられても仕方ない。

「絵、とってもお上手なんですね」

でも愛菜さんの言葉は、僕の予想から大きく外れた物だった。

その言葉には、嫌悪の感情はこもっていない。

「あ、ありがとうございます……」

「な、中も……見ていいものでしょうか」

「な、中もですかっ!?」

褒められて嬉しくない筈はないし、
見たいと言ってくれて気を悪くするはずもない。

どうぞどうぞ、たっぷりとご覧くださいと本来であれば、言うところだ。

でも相手は、愛菜さんだ。

女の子だ。

しかもおキヨさんみたいなエロに耐性のある女の子じゃない。

普通の、ごくごく一般的な少女だ。

そんな清純可憐な彼女に、
こんなドロドロとした欲望が渦巻くエロ本を見せていいものかと、躊躇する。

「あの、実は……僕童貞なんですっ!
 だからあんまりリアリティーとかないかもでっ!」

「ですから女の子から見ればおかしい点がいくつもあるかもしれなかったりっ!」

「え、えっと……と、とりあえず、ちょっとだけ……」

愛菜さんは恐る恐る、表紙を開いた。

そしてページをめくるたびに、その表情は赤く染まっていく。

1話分ほど読んだころだろうか、
愛菜さんは震える手で、ゆっくりとエロ本を閉じた。

そしてそのまま俯いてしまう。

いまや顔だけでなく、耳まで真っ赤だ。

「あ、あの……」

「リ、リアリティーがあるかどうかは、と、ともかく……」

愛菜さんが上目づかいで僕を見上げてくる。

「管理人さんが、すごくエッチな人だということは、分かりました……」

「エッチでごめんなさいっ!」

僕は愛菜さんの潤んだ目をそれ以上見ていられず、深々と土下座をした。

本当に、やってしまった。

愛菜さんは、
どうやら僕がエロ漫画家だと知っても軽蔑はしないでいてくれそうだけど……。

でももうすでに知ってしまった以上、
ぎこちない関係になってしまうのは避けられない。

「あ……でも、そういう事なら、ですね……」

でも、僕が土下座しながら頭の中でつぶやいていると、
愛菜さんがそう切り出した。

「はい? そういう事……とは?」

「ほ、ほら……リアリティーが、無い……とか。
 童貞で……困ってらっしゃるんですよね?」

「は、はぁ……。まぁ、でも相手もいないことですし。こればっかりは……」

「で、ですから、ね?
 参考になるかもしれませんし、私と……その、しませんか?」

「……え?」

頭が瞬間、真っ白になった。

愛菜さんは、なにを言ってるのだろう。

僕は童貞で、リアリティーがなくて困っていて、
それを知った愛菜さんが、私としませんかと言ってきた。

これはつまり、信じられないけど……セックスのお誘い?

「え、えぇっ!? ななっ、愛菜さん、なにをっ……」

僕は頭を上げ、膝立ちのまま後ずさろうとした。

でも愛菜さんの次の行動は、早かった。

「……っ、か、管理人さん!」

僕の手を握り、腕に抱きついてきたのだ。

「わ、わっ……たしと……。セ、セックス……しませんか。
 そ、その代わり……先月の家賃は……勘弁、して下さい」

僕の腕に愛菜さんのおっぱいが、これでもかと当たっている。

生まれて初めて、僕はおっぱいの柔らかさを肌で感じた。

「いやいやいやいやいやっ! ま、待ってくださいっ!
 自分が何を言ってるかわかって……」

「わ、分かってます。お金がない私はもうこうするしか……。
 お願いです。私を……買ってください」

「でもそんなこと言われてもっ……」

僕はパニックになり、愛菜さんを振りほどこうとする。

でも愛菜さんも必死で、僕にしがみついて離れない。

「エッチな漫画にも……そういうお話、あるんじゃないですか?」

「そ、それと、同じです。どうか……私を2万円で、買ってください……」

確かに、僕がかつて描いた漫画にも、こういうシチュエーションのものがあった。

家賃を払えなくなった美少女が、脂ぎった大家に抱かれるというものだ。

でもそれは、あくまでも漫画の中での話だ。

妄想、フィクション。

現実では起こりえない物として、描いた。

でもまさか……本当に自分の身にこういう事が起きるなんて……。

「愛菜……さん……」

僕は柔らかなおっぱいの感触、
漂ってくる女の子の匂いに、ゴクッと生唾を飲んでしまう。

これは、現実なのだ。

すぐそこに、童貞を捨てられるチャンスがある。

しかも相手は、とても僕好みの美少女だ。

「管理人さん……。いえ、真守さん。私じゃ、ダメですか?
 そんな価値、無いですか?」

「そ、そんなことないですよっ!!」

僕はガシッと愛菜さんの肩を掴んだ。

思った以上に、細い肩だ。

「愛菜さんはすっごくかわいいですよ。
 僕、ドキドキして……心臓が破れちゃいそうです」

「だ、だったら……お願い、できませんか?
 お願いです真守さん、私を買ってください。私と……セックス、してください」

「あ……」

理性の糸が、プチンとキレた気がした。

最初に考えていた『無償でお金を貸す』という考えも、
この時にはきれいさっぱり吹き飛んでいた。

「ほ、ほんとに……良いんですね?」

震える声で、僕は念を押した。

「はい。どうか、お願いします……」

愛菜さんは清純そうに見えるけど、やっぱりいまどきの女の子なんだなと、
僕は少しだけ残念に思った。

「わ、わかった。それじゃ……する、から……」

セックスをすると決めたとたん、激しい性欲が襲い掛かってきた。