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【真守】





【真守】





【真守】






【???】





【真守】



【???】

【真守】

【???】


【???】




【真守】



【???】

【真守】

【真守】

【真守】


【真守】


【愛菜】


【愛菜】


【真守】








【愛菜】

【愛菜】

【真守】

【真守】







【愛菜】


【真守】

【真守】



【真守】


【???】

【真守】



【愛菜】

【真守】

【真守】



【???】




【真守】

【???】


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【真守】


【愛菜】

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【愛菜】


【愛菜】



【芽美】





【真守】

【真守】



【芽美】



【真守】

【芽美】



【芽美】

【真守】

【芽美】


【愛菜】



【芽美】


【真守】

【真守】

【芽美】

【真守】

【芽美】




【愛菜】


【真守】


【真守】

【愛菜】





【真守】


【愛菜】






【龍樹】



【龍樹】


【真守】

構造的に、1階は主に共同スペースやお手洗いなど。

いくつか居室もあって、そこには歳田さんが入居中である。

そして残りの居住スペースは2階にあって、
加藤さんと噂の鈴木姉妹がこっちに住んでいる。

話を聞く限りでは今現在の入居者は4人のみで、
そのうち1組が姉妹なわけだから、3部屋が埋まっている事になる。

「部屋の数は……全部で6つか。
 入居率50パーセント。昔はにぎわってたんだろうなぁ」

最初は真新しかっただろう白壁も、今では黄色くくすんでいる。

所々ひびが入ったり、崩れている所もあるほどだ。

僕はそんな光景に歴史を感じながら、鈴木姉妹の部屋を探した。

「あ、ここだな」

扉につけられたプレートに、スズキと文字が描かれている。

ひとつ深呼吸をして、コンコンとノックする。

扉の向こうには、歳田さんの言葉を借りれば、
ピッチピチでいいお尻をした女の子がいるのだ。

「あれ……? いないのかな?」

ノックをしたが、返事がない。

留守なんだろうか。

僕はもう1度ノックをした。

すると今度は扉の向こうからドタン、バタバタバタッと何やら忙しない音がした。

取り込み中だったのだろうか。タイミングが悪かったな。

「開いてるから勝手に入ってぇ~~」

少しだけ申し訳ない気分になっていると、声がした。

なるほど、確かに若い女の子の声だった。

とにかく、鍵は掛かっていないらしいから
言われた通りに自分でドアを開けて入ることにした。

「それじゃ、お邪魔します」

僕はこれもやっぱり年期を感じさせるノブに手をかけて、ガチャッと扉を開いた。

そして――

「……へ?」

「……あ……れ?」

「ふわわわわぁっ!?」

目の前に立っていた女の子が、突如ぺたんと床にしゃがみ込んだ。

「あ、わ、わわわ……っ! あの、あのっ!?」

その女の子は、なぜか裸だった。

半裸とか、脱ぎ掛けとかいう半端な状態ではない。

完全に生まれたままの姿で、僕の前にしゃがみ込んでいる。

「なっ、あ、あれ? なんで、裸っ!?」

僕は状況がつかめず、とりあえず2度見する。

うん間違いない、彼女は一糸まとわぬ姿で僕を涙目で見上げている。

「ご、ごめんなさいっ!」

「ご、ごごっ……ごめんなさいっ!」

「って、えぇ? いや謝るのは僕の方だと思うんですけど、なんでキミが……」

「いや、それよりっ! と、とりあえず後ろ向きますね」

何はともあれ、くるりと彼女に背中を向けて視線をそらす。

「あの、僕……今日ここに越してきた森島真守っていいます。
 ここの新しい管理人で……決して怪しいものでは……」

「あ、は、はいっ……。私、って言います。
 新しい管理人さんがいらっしゃることは聞いてます……」

「あのほんとにすみません。私さっきまで着替えをしてて。
 妹が帰ってきたんだとばかり思って……そのまま……」

「そ、そうですか……。でも着替えでなんで、下着まで……」

僕の瞼には、愛菜さんの裸が克明に刻み込まれている。

D以上は余裕であるバスト。

くびれた腰、思わず頬ずりしたくなるほどムチムチのお尻。

すぐに腕で隠しちゃったけど、乳輪は少し大きめで、
可愛らしいピンク色をしていた。

あ、やばい。

そんな事を思いだしていたら、チンコが勃起してきた。

「あ、それは……汗でパンツがすごく濡れて、張り付いて気持ち悪かったから……」

「って……そんな恥かしい事言わせないでください~っ!」

「わー、ごめんなさいっ!」

「と、とにかくですね。僕はただあいさつをしようと思ってここに来ただけで……
 でもほんと、すみませんでしたっ!」

僕は後ろを向きながら、頭を下げた。

その時だった。

扉の向こうから誰かが階段を上がってくる音が聞こえたのは。

加藤さんが帰ってきたのだろうかと僕は思ったが、
愛菜さんには、その足音の主がわかったらしい。

「えっ、わわ、いけないっ! 妹が帰ってきましたっ!
 ど、どうしましょうっ、すぐ服を着ないと……ああっ、でもその前に下着を……」

「えぇっ!? い、妹さんですか!?」

「ど、どうしましょう!?
 こんなところ見られたら、僕が愛菜さんを襲ってる様に見えちゃいますよねっ」

かといって、愛菜さんの部屋には隠れる場所なんてなさそうだ。

「と、とりあえず僕、これで失礼しますねっ! 挨拶はまた改めてっ!」

僕は妹さんが階段を上りきってしまう前に、部屋を出ていこうとした。

「ただいま~」

「あ゛……」

でも、どうやら決断が遅かったらしい。

僕が扉を開く前に、妹さんが扉を開け、部屋へと入ってきた。

「あ、お帰り……なさい……」

「おかえり……あの、僕……今日からここの管理人になった森島……」

「ぐっはぁぁああっ!?」

全てを言い終える前に、
目の前に立つ女の子の鋭い前蹴りが僕のみぞおちに入っていた。

「あ、あんたはさっき駅前にいた変態じゃないっ!?
 お姉ちゃんに何したのよっ! さっさと離れろぉっ!!」

お腹を抱えてうずくまる僕の顔面に、鞄の追撃が襲い掛かる。

僕は頭を抱えてとっさに身を守る。

「ま、待って待ってっ! これには事情があってっ!」

「うるさいっ! はぁ、はぁっ、す、すぐ警察を……
 あぁ、もうっ、電話は管理人室にしかないんだった!」

「でも、ここから離れたらお姉ちゃんがレイプされちゃう……!」

「しないよっ!? 確かに僕は変態だけど、紳士だよ!?
 見たり嗅いだりはするけど、決して手だけは出さない、人畜無害な存在だよっ!」

「め、芽美落ち着いて……」

「これが落ち着いてなんかいられるわけないでしょっ!
 う、うーっ……誰かっ、誰か来てぇぇええっ!」

警察を呼べないとわかると、芽美と呼ばれた妹さんは大声で助けを呼んだ。

「芽美、聞いて?
 本当に真守さんは悪くないの。ただ挨拶に来て下さっただけなの」

「私が、あなたが帰ってきたと勘違いして、
 こんな恰好で出ちゃったから……それで……」

愛菜さんが必死に説得してくれて、ようやく芽美ちゃんは騒ぐのをやめてくれた。

「……ほ、ほんとに……? ほんとに、こいつレイプ魔じゃないの?」

でも、なおも僕を疑わしい目で見てくるけれど。

まぁ、こんな状況にいきなり遭遇したら、誰だってそう思うよね。

大好きなお姉ちゃんを守りたい一心で、推定レイプ魔の僕に立ち向かって……。

なんていじらしい妹さんなんだ。

「はじめまして……じゃないよね。駅前では道を教えてくれて、どうもありがとう」

「僕は森島真守。今日から日向荘の管理人になったんだ。以後、よろしくね」

僕がスッと手を差し出して仲直りの握手を求めると、
芽美ちゃんは罰の悪そうな顔で僕を見上げた後、ギュッと握り返してくれた。

「あ、あたしは。学生。あの……蹴っちゃって、ごめんなさい……」

ペコリと頭を下げると、
ショートヘアの襟足から滑らかで健康的なうなじが見え隠れする。

「はぁ、やっぱり夏はうなじだよねぇ……思わずなでなでしたくなるよ」

「んなっ……」

芽美ちゃんは駅前でそうしていたように、
ここでも引きつった顔で僕を見ながらジリッと後ずさる。

「やっぱり、この人キモい」

「ははっ、実はよく言われるんだ」

「しかもなんか、喜んでるし……。お姉ちゃん、あたしこの人と一緒のアパートに
 住みたくない。変態だし、絶対エッチなことされちゃうよ」

「も、もう、芽美ってば。そんな事言っちゃダメでしょ?」

と、いつの間にか衣服を身につけた愛菜さんが立ち上がり、
ポンッと芽美ちゃんの頭に手を乗せた。

「だって……絶対やばいもん、この人……。
 駅前でも、あたしの透けブラ、ガン見してたし……」

「そ、それはごめんなさいっ! でも男だから、どうしても目がいっちゃうんだよ」

「決して邪な気持ちがあった訳じゃないんだよっ! お願い、信じてくださいっ!」

「でもお姉ちゃんの裸見れて嬉しいって思ってるんでしょ?」

「それはもちろんだよっ!」

「やっぱキモ。死ねばいいのに。できれば2度とあたしの前に顔を出さないで」

芽美ちゃんはジト目を更に細くして僕を睨みつけた後、
部屋の奥へと離れていった。

小さな子に汚物を見る様な目を向けられ、僕の心はひどく……興奮した。

「あの、すみません。芽美があんなひどいこと……。
 本当は素直でいい子なんですけど……」

「いえいえ、全然気にしてませんよ。むしろ芽美ちゃんみたいな女の子に死ねって
 言われるのは、僕らの業界ではご褒美みたいなものですからね」

「むしろ、これからもどんどん言ってもらいたいくらいですよっ!」

「あ、は……はい」

愛菜さんが半歩ほどスッと後ろに下がり、僕と距離を置いた。

これには……うん、ちょっとへこんだ。

気にしてないよアピールのつもりで半ば冗談だったんだけど、
僕が言うと説得力がありすぎるらしい。

「そ、それじゃ……僕はこれで。
 何か用がありましたら、管理人室までいらしてください」

「は、はい……」

背中に刺さる視線が痛い。

ファーストコンタクトは完全に失敗だ。

まぁ、年頃の女の子相手だといつも通りのことだから、別にいいんだけど。

溜め息をつきながら扉を閉めると、
階段を上がったところに何故だか歳田さんがいた。

「騒がしいので様子を見に来たのじゃが……聞こえたぞい。
 着替え中の娘っこの部屋に堂々と入って拝むとは。
 現役だったころのわしでもよう出来んかったことじゃ」

「おまえさん、なかなかやるのぅ!」

歳田さんがグッと親指を立て、茶目っ気たっぷりの笑顔を浮かべた。

「は、はぁ……」

鈴木姉妹の好感度はマイナスからのスタートのようだけど、
どうやら歳田さんはプラスからのスタートとなったようだ。

でもこれが恋愛ゲームであったとしても、歳田さんルートは無いわけで。

あったとしても困るわけで。

なにかの手違いでルート突入しちゃったら、速攻でリセットする勢いなわけで。

とりあえず今から、歳田さんの誤解を解く作業をしなくてはならないようだ。